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資料

お知らせ

名古屋社労士事務所ニュース vol.395

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人事労務ニュース[社会]
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■ 新卒の総合職採用 女性は2割 14年度 依然低水準
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 2014年度に新卒で企業に採用された総合職の男女別割合は、男性が77.8%、
女性は22.2%だったことが23日、厚生労働省の調査で分かった。女性は前回
調査(11年度)の11.6%に比べ拡大したものの、依然として男女間の差が大
きいことが分かった。
 男女雇用機会均等法は、男女別の採用予定人数を内部で設定することなど
を禁じている。しかし、出産・育児で働き方や転勤などに制約が生じかねな
い女性の総合職採用を敬遠する企業もあり、厚労省は法令順守を呼び掛けて
いる。調査は昨年4月?今年3月、総合職と一般職のコース別制度がある企業
のうち118社を対象に行った。


■ 男性の育休取得2.3% 2年連続上昇も目標に遠く
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 厚生労働省が25日発表した2014年度の雇用均等基本調査によると、男性で
育児休業を取得した人の割合は前年度比0.27ポイント上昇の2.30%となった。
現在の調査方式となった07年度以来、初めて2年連続でプラスとなった。ただ、
伸び率は低く、政府の男性取得率の目標(20年までに13%)に遠い状況は変
わらなかった。


■ 女性活躍重点方針 マタハラ防止 リケジョ支援など5本柱
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 政府は26日午前、全閣僚で構成する「すべての女性が輝く社会づくり本部」
を首相官邸で開き、「女性活躍加速のための重点方針2015」を決定した。妊
娠や出産をきっかけに嫌がらせを受ける「マタニティーハラスメント」防止
に向けた法整備や、女性の理工系人材を育成する支援体制の構築などが柱。
 重点方針は今年初めて策定した。来年度予算への反映を目指す。今後も毎
年6月をめどに策定する。方針は(1)女性参画拡大への取り組み(2)社会の
課題解決を主導する女性の育成(3)女性活躍のための環境整備(4)暮らし
の質向上への取り組み(5)女性活躍の視点からの予算編成の調整??の5本柱
で構成した。


■ 「心の病」で労災 14年度認定497人と最多 うつ病増える
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 過労やいじめでうつ病などの精神疾患を発症したとして、2014年度に労災
認定された人は497人(前年度比61人増)に上り、過去最多を更新したことが
25日、厚生労働省の集計で分かった。同省は「うつ病と診断される人が増え
ていることに加え、労災として申請できるとの認識が浸透してきたことが背
景にある」と分析している。労災認定された497人のうち、自殺者(未遂を含
む)も過去最多の99人(同36人増)だった。
 精神疾患で労災認定された人の発症原因は「悲惨な事故や災害の体験・目
撃」(72人)が最多。「嫌がらせ、いじめ、暴行を受けた」(69人)「月
80時間以上の時間外労働を行った」(55人)が続いた。「セクハラを受けた」
(27人)「上司とのトラブルがあった」(21人)も目立った。
 一方、脳梗塞や心筋梗塞などで労災申請した人は前年度から21人減って
763人となり、3年連続で減少した。労災認定も29人減の277人で2年連続減少
した。


■ 雇用保険料 引き下げ検討 16年度 景気改善受けて
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 厚生労働省が、景気の改善傾向を受け2016年度の雇用保険料を引き下げる
検討に入ったことが27日、分かった。失業手当に充てる保険料率は現行で収
入の1%だが、最大で0.2ポイント引き下げて0.8-0.9%とする方向で調整する。
実現すれば引き下げは4年ぶり。厚労省は今後、労使の代表が参加する労働政
策審議会で議論し、具体的な引き下げ幅を決める。引き下げに必要な法案は、
16年の通常国会に提出し、16年度からの実施を目指す。


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人事労務ニュース[個別]
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■ りそな 残業なし正社員を導入 大手行で初
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 りそなホールディングスは10月から、原則として残業をしない新たな正社
員制度を導入する。育児や介護など個人の事情に合わせて働き方を変えられ
る仕組みを設け、社員が仕事と家庭を両立しやすくする。導入する職種は
「スマート社員」と呼ばれ、2つある。
 1つは原則として時間外勤務をしない正社員で、管理職への昇進も可能で、
業務範囲は限定しない。残業のある従来の正社員からの転換を主に想定して
いる。正社員と同じ等級制度や人事制度を用いるため、基本給も同じ水準だ。
賞与は正社員の7割程度だが、育児や介護のための時短勤務の取得条件は正社
員よりも緩める。
 もう1つ、業務範囲を限定した正社員制度も導入する。自分に合った業務を
長く続けたい行員のために設ける仕組みで、原則として営業から事務といっ
た業務範囲の変更を伴う部署異動をしない。基本的に事務職での活用を想定
しているが、営業部門での採用も検討する。処遇は残業をしない正社員と同
じだ。業務範囲を限定したスマート社員は主に中途採用を想定している。


■ ニチアス石綿訴訟 控訴を棄却 二審も企業の責任認めず
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 大手建材メーカー、ニチアスの奈良県王寺町の工場で働いた元従業員3人が、
アスベストを吸い呼吸器障害を負ったのは、会社が対策を怠ったためだとし
て、計3520万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は24日、
請求を退けた一審奈良地裁判決を支持し、元従業員側の控訴を棄却した。訴
えていたのは1956年9?12月、工場で石綿製品の生産などに携わった仲井力さ
ん(77)ら元従業員3人。

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