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お知らせ

名古屋社労士事務所ニュース vol.420

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人事労務ニュース[社会]
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■ 虚偽求人に罰則検討 厚労省 ブラック企業対策強化
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 厚生労働省は企業が実際より高い賃金など虚偽の条件で人を募集し、トラ
ブルとなる事態の防止策の検討に入った。職業紹介事業者に虚偽求人を出し
た企業に対し、職業安定法を改正し罰則を設ける案が浮上している。
 若者を使い捨てるように働かせる「ブラック企業」では募集時に示した勤
務時間や賃金が実際とは異なる例が相次いでいる。紹介事業者に虚偽求人を
出した企業には行政指導しかできないため、厚労省は正しい情報で職選びが
できるよう対策を強化し、働く人の保護を目指す。検討会が来夏までに意見
をまとめた後、労使が参加する労働政策審議会で議論を深め、必要な法改正
などを目指す。


■ 厚生年金資格あるのに「未加入」200万人
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 給付が手厚い厚生年金の加入資格があるのに、実際には国民年金に加入し
ている人が約200万人いると推計されることが、厚生労働省の調査で分かった。
厚生年金では事業主も保険料の半分の負担を求められるため、勤め先が加入
手続きを怠っている可能性があり、同省は加入を厳しく指導する考えだ。
 3年に1回実施している国民年金被保険者実態調査(2014年分)で、回答が
あった2万2696人について初めて推計した。勤務実態などから、本来は厚生年
金に加入できるとみられる人は法人事業所で約180万人、個人経営事業所で約
20万人だった。調査対象となった国民年金の加入者約1583万人(14年3月末、
外国人などを除く)の12%強にあたる。


■ 働く障害年金受給者 半数が賃金年50万円未満
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 障害年金を受け取りながら仕事をしている人の半数近くは年間の賃金が
50万円に届かないことが、5日までに厚生労働省がまとめた受給者実態調査で
分かった。就業や仕事の継続を理由に障害年金を打ち切られたり減らされた
りするケースが相次いでいるが、労働収入だけでは生活できない人が多いこ
とが浮き彫りになった。
 就業している人は27.6%で、全体では約54万人が仕事に就いていると推計
された。就業による収入が年200万円未満という人が81.1%を占め、50万円未
満に限っても47.5%に上った。一方、400万円以上の人は5.7%にとどまった。
受給者世帯の障害年金を含む全収入は、中央値が年183万円。国民生活基礎調
査の中央値(415万円)の半分にも満たなかった。


■ 高齢者雇用で起業家に助成 定年引き上げ支援も拡大
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 政府は4月にも、高齢者雇用に積極的な起業家を支援する助成制度をつくる。
2016年度予算案の成立にあわせ、厚生労働省が省令を改正する。高齢者の起
業を促す効果も見込む。起業家の年齢が60歳以上なら200万円を上限に実費の
3分の2、40〜59歳なら150万円を上限に実費の半額を助成する仕組みだ。60歳
以上の高齢者を2人以上雇用するか、40〜59歳の中高年者を3人以上雇用する
のを条件とする。雇用後に1回だけ支給される。
 このほか政府は4月にも、高齢者雇用に積極的な企業に支給している高年齢
者雇用安定助成金の要件を緩和する。定年を70歳以上に引き上げた企業に限
り支給してきたが、66歳以上に引き上げれば支給できるよう改め、対象を拡
大する。1000万円を上限に、定年引き上げに伴う社内システム更新などにか
かる経費の3分の2を助成する。


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人事労務ニュース[個別]
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■ 第一生命 営業職員の初任給を2万円引き上げへ
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 第一生命保険は2016年度から、同社で保険の販売に従事する営業職員の初
任給を2万円引き上げる方針を固めた。営業職員の初任給引き上げは、01年以
来15年ぶり。第一生命には現在、約4万2000人の営業職員がいる。様々な業界
で人手不足が深刻化し、営業職員の採用も以前より難しくなっている。この
ため、待遇を改善して優秀な人材を確保する狙いがある。契約件数など営業
成績に応じて給与に上乗せする「歩合給」の引き上げも検討している。


■ アルバイト塾講師 授業準備も業務 賃金支払いを勧告
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 アルバイト塾講師の賃金について、相模原労働基準監督署が、授業準備や
報告書作成など授業以外の仕事も労働時間と認定し、半年間の未払い賃金
22万円の支払いなどを学習塾に命じる是正勧告を出していたことが分かった。
授業のコマ数に応じ賃金を支払う塾業界の労働慣習が、見直しを迫られてい
る。
 塾講師らが加入する個別指導塾ユニオンなどによると、勧告を受けたのは
学習塾大手の湘南ゼミナール系列の「森塾淵野辺校」(相模原市)。中高生
を教える男子学生(19)が昨年11月、賃金不払いなどを申告した。男子学生
などによると、授業30分前に出勤し自分の授業の予習や生徒の出欠確認など
を行い、休憩時間中は生徒の質問に対応。授業後は約50分間、報告書作成や
塾生送り出し、清掃をする。だが、賃金は授業1コマ80分1500円でコマ数分の
み。授業以外の労働時間についても賃金の支払いを求めたが、塾側は応じな
かった。

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