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資料

お知らせ

名古屋社労士事務所ニュース vol.452

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人事労務ニュース[社会]
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■ 年金未払いの対応 過去最多の31億円 昨年度
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 日本年金機構が2015年度中に対応した年金の事務処理ミスは計3297件に上
ったことがわかった。そのうち未払いが最も多く、計1625件、総額約31億
1800万円。10年に日本年金機構が発足して以来、最多となった。機構が31日
に発表した。
 ミスのうち全体の半数以上の54.9%は旧社会保険庁時代に発生した。原因
は「確認不足」が2753件(83.5%)で最も多く、「届け書などの放置」も
79件(2.4%)あった。判明していながら対応できていないミスは、別に
5506件あるという。15年度中に未払いへの対応が多かったことについて、担
当者は「過去にさかのぼって多額の年金を支払うケースが増えたのではない
か」と説明している。


■ 介護保険料負担 年齢引き下げ反対が大勢 厚労省部会
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 厚生労働省は31日、社会保障審議会介護保険部会を開き、介護保険料の支
払いを始める年齢の引き下げを議論した。出席した委員から反対意見が大勢
を占めた。年齢の引き下げに理解を求める委員からも「時期尚早」との意見
が出て、2018年度に予定する制度改革での実施は見送る公算が大きくなった。
主な反対意見として、若年層は「子育ての費用負担が重い」「給付の効率化
や重点化が先だ」などの意見が出た。


■ 来年10月から支給 年金資格短縮法案を了承 自民
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 自民党厚生労働部会は2日、年金の受給に必要な保険料の納付期間を25年か
ら10年に短縮するための関連法案を了承した。政府は今月中に法案を閣議決
定した上で、今秋の臨時国会に提出。成立すれば、来年10月から支給を始め
る予定だ。新たな受給対象者は65歳以上で年金を受け取っていない人ら約
64万人。来年10月に9月分を支給し、それ以降は偶数月に2カ月分を一括支給
する。


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人事労務ニュース[個別]
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■ うつ理由解雇の差し戻し審 東芝に6千万円賠償命令
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 過重労働が原因でうつ病になったのに不当に解雇されたとして、東芝社員
の重光由美さん(50)が同社に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の差し戻し後
の控訴審判決が31日、東京高裁であった。奥田正昭裁判長は、差し戻し前の
高裁判決が認めた賠償額を増額し、東芝に約6千万円の支払いを命じた。
 判決によると、埼玉県深谷市の工場で働いていた重光さんは2001年にうつ
病を発症して休職し、04年に解雇された。重光さんが訴えた解雇無効につい
ては、差し戻し前の11年の高裁判決で確定。ただ高裁判決は、重光さんが発
症を同社に申告しなかったことなどを理由に、賠償額の2割を減額した。
 賠償額をめぐる争いで、最高裁は14年にこの高裁判決を破棄し、改めて賠
償額を判断するよう審理を差し戻していた。この日の判決は、重光さんの落
ち度を理由とする減額を認めなかった。


■ コンビニ店長自殺は労災 遺族が逆転勝訴 東京高裁
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東京都内のコンビニで店長を務めていた男性(31)が自殺したのは過重労
働が原因だとして、遺族が労災と認めなかった三田労働基準監督署の処分取
り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は1日、訴えを退けた一審東京
地裁判決を取り消し、労災と認定した。
 一審は自殺前の約半年間の残業時間などから「業務上の心理的負荷は中程
度だった」としたが、高野裁判長は「自殺前1年間でみると長時間労働は相当
過酷だった」と指摘。売り上げなどのノルマの影響も考慮し、「全体的に評
価すれば負荷は強かった」と認め、仕事が原因でうつ病を発症し、自殺した
と結論付けた。


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