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資料

お知らせ

名古屋社労士事務所ニュース vol.548

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人事労務ニュース[社会]
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■ 国家公務員 定年延長で給与3割減 人事院方針
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 人事院は現在60歳の国家公務員の定年延長に向け、60歳以上の給与を50歳
代後半の水準から3割程度減らす方針だ。8日に国会と内閣に申し入れる。政
府は定年を2021年度から3年ごとに1歳ずつ上げ、33年度に65歳とする方向で
検討する。段階的な引き上げに備え、人件費を抑える。60歳の定年が多い民
間企業でも公務員の基準を参考に見直しが広がる可能性がある。
 人事院が厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を基に60歳以上を正社員
として雇用する民間企業で働く正社員の年間給与水準を比較したところ、
60歳代前半の社員は50歳代後半と比べて平均で3割程度低いことがわかった。
政府は19年の通常国会にも関連法の改正案を提出する。現在は次官など一部
の役職を除いて、国家公務員は60歳で定年を迎える。希望すれば退職後、1年
ごとの更新で65歳まで働ける再任用制度があるが、給与は現役時代から半減
することもある。


■ インターバル勤務助成 導入中小に最大100万円
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 厚生労働省は、従業員が退社し、翌日出社するまでに一定期間をおく「勤
務間インターバル制度」を中小企業が導入しやすくなるように後押しする。
長時間勤務の是正を促す狙いで、制度を新たに導入した企業の場合、休息時
間が11時間以上なら1企業当たり100万円を支給する方針だ。政府は2020年ま
でに同制度の導入企業を全体の10%以上とする目標を掲げている。
 19年度予算の概算要求に関連費用を盛り込み、年間3500件ほどの利用を見
込む。「時間外労働等改善助成金」を拡充する。助成金は労務管理用のソフ
トウエアの購入や、業務を効率化するための設備導入などに充ててもらう。
インターバルが9時間以上11時間未満なら、助成金は80万円とする方向だ。


■ 厚労省 曖昧な残業理由を認めず 上限規制の実施で明確化求める
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 来年4月から罰則付きの残業時間の上限規制が実施されることを受け、厚生
労働省は9日、時間外労働(残業)や休日労働に関する労使協定(三六協定)
に特別条項を設け、労働者に月45時間を超える残業をさせる場合の理由とし
て「業務上やむを得ない場合」といった曖昧なものは認めない方針を明らか
にした。この日、同省の諮問機関で、労使の代表が話し合う労働政策審議会
に、三六協定を結ぶ際に注意すべき点をまとめたガイドラインのたたき台を
提示。特別条項を結ぶ場合の注意点として、曖昧な理由は恒常的な長時間労
働を招く恐れがあり、できる限り具体的な理由を提示することを求める考え
を示した。


■ 転職で給料増 最高に迫る 17年36.2% 「1割以上」4人に1人
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 厚生労働省が9日発表した2017年の雇用動向調査によると、転職に伴って賃
金が増加した人の比率は36.2%となり、前年から0.9ポイント上昇した。比較
可能な04年以降で2番目に高い水準だ。深刻な人手不足で売り手市場といわれ
るなか、よりよい労働条件を求めて転職する動きが強まっている状況が浮か
ぶ。賃金が増えた人の内訳をみると、「1割以上増加した」という人は2.6ポ
イント増えて25.7%と、最高を記録した。
 年代別にみると、増加したのは19歳以下(53.9%)など若い世代のほか、
35〜39歳でも48.2%と高水準となっている。かねて35歳が転職の限界とされて
きたが、年齢が上がっても好条件を求めて転職しやすくなっている。一方で、
転職によって賃金が減少した人は1.1ポイント減って33%だった。


■ 残業不払い 最多1870社 17年度厚労省まとめ 支払額も最多に
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 厚労省は10日、賃金を支払わないまま残業させたとして、2017年度に労働
基準監督署が労働基準法違反で是正指導した企業は1870社だったと発表した。
前年度を約4割上回り、過去最多となった。割増賃金の支払額も同3.5倍の約
446億円と過去最大になった。同省は「働き方改革の影響で、残業や賃金支払
いの見直しへの意識が企業の間で急激に高まっている」と分析している。
 同省によると、割増賃金を支払った対象労働者は前年度の2倍以上となる
20万5235人で、過去最多を更新。割増賃金の支払総額はこの10年間は120億円
前後で推移してきたが、17年度は前年度から約320億円増え、急激に増加した。
業態別にみると、運輸交通業が対象労働者数、支払額とも最多を占め、労働
者数では全体の約3割、支払額では半分を占めた。製造業が対象労働者数、支
払額でともに2位だった。


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人事労務ニュース[個別]
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■ バス整備で石綿被害認定
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 道南バス(北海道)の運転手だった男性が2007年に中皮腫で死亡したのは、
バス整備の手伝いでアスベスト(石綿)を吸引したのが原因として、浦河労
働基準監督署が遺族への給付金支給を決めたことが7日、分かった。民間団体
「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京)によると、男性は平
取町の清川勇さん(73)。1959年に入社し、64年4月〜65年3月にはバスのブ
レーキパッド交換後の掃除といった補助業務をしていた。93年に退職、
2006年3月に体調を崩して腹膜中皮腫と診断され、07年1月に死亡した。


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