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名古屋社労士事務所ニュース vol.735

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 人事労務ニュース[社会]
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■ 社員学び直し 企業が支援 厚労省 導入促進へ指針
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 社会人が必要な技能や知識を学び直す「リカレント教育」について、厚生
労働省は、企業で働く人向けの指針の内容を固めた。導入を促すため、企業
による支援を鮮明にした。基本的な考え方や手順、企業が実施すべき事例を
盛り込んだ。
 指針では、企業と労働者が一体となって取り組むことが重要と指摘。企業
には方向性を提示し、労働者と基本認識を共有するよう求めた。身に付けた
能力・スキルは業務の中で実践できる機会を提供するほか、適切に評価して
昇進や希望部署への配置転換、処遇に反映することが必要だとした。費用は
「基本的に企業負担」と明記。労働者がテーマを選ぶ「自己啓発」であって
も、業務に関連すれば支援するのが望ましいとし、仕事を休む場合は有給の
教育訓練休暇での対応を推奨した。

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 人事労務ニュース[個別]
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■ コンビニオーナーは団体交渉可能な「労働者」にあたらず 東京地裁
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 セブン―イレブン・ジャパンのフランチャイズ加盟店オーナーらでつくる
「コンビニ加盟店ユニオン」(岡山)が、同社との団体交渉を認めなかった
中央労働委員会の命令を取り消すよう求めた訴訟の判決が6日、東京地裁であ
った。布施雄士裁判長は「オーナーは団体交渉できる『労働者』には当たら
ない」と判断し、原告側の請求を棄却した。
 原告側は訴訟で「FC契約が一方的に決められ、店舗での業務時間や出店
場所も拘束されているため、労働者に当たる」と主張した。しかし、判決は
オーナー側の収益は顧客から得ており、同社に提供する労務の対価ではない
と指摘。店舗の場所やオーナーの担当業務は自ら決定しているとした上で、
従業員を雇用し、商品の販売にも裁量があると認定して「独立した事業者に
当たる」と述べた。

■ すかいらーくHD アルバイトの賃金を1分単位で支払いへ
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 「すかいらーくホールディングス(HD)」は、5分単位で労働時間を計算し
て支払っていたアルバイトらの賃金について、7月から1分単位に切り替える
ことを決めた。全国一般東京東部労働組合(東部労組)が是正を求めて労使
交渉をしており、東部労組が8日、東京都内で記者会見して明らかにした。
 東部労組によると、今年4月に未払い賃金を求めて労使交渉を申し入れてい
たのは、同社系列の店舗で働くアルバイトの須賀大文さん(26)。会社側は
5月、須賀さんに過去2年分の未払い賃金6万3925円を支払うことで合意したと
いう。また、HDは過去2年分の未払い賃金について、追加で支払うことをアル
バイトらに通知しているという。HDによると、同社のパートやアルバイトは
約9万人で、追加支給は16億~17億円に上る見通し。

【名古屋社会保険労務士事務所】

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