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名古屋社労士事務所ニュース vol.826

■ 厚労省 企業年金の成績開示へ 他社と比較 利益向上狙う
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 厚生労働省は24日、企業年金の運用成績などの情報を開示する方針を決め
た。社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会が了承した。成績を他社と
比較できるようにすることで運用を効率化し、加入者の利益を向上させる狙
い。政府が25年の通常国会に提出する予定の年金制度改革関連法案に盛り込
み、開示項目などを24年末までにまとめることを目指す。
 企業年金は、公的年金である国民年金、厚生年金とは別に主に企業が運用
する私的年金。給付額があらかじめ保証されている「確定給付企業年金」と、
従業員が商品を決めて運用の結果により年金額が変動する「確定拠出年金」
がある。加入者は22年度末で計約1700万人。

■ 新入社員「チャンスあれば転職」過去最高26% 東商調べ
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 東京商工会議所は2024年度新入社員の意識調査結果を公表した。就職先の
会社でいつまで働きたいかとの問いには「チャンスがあれば転職」との回答
が23年度比6.4ポイント増の26.4%となり、調査記録が残る1998年度以来最高
となった。「定年まで働きたい」の21.1%を上回り、長期勤続志向の低下があ
らわになった。調査は同商議所の新入社員研修の受講者1021人に実施し、
957人が回答した。
 「定年まで働きたい」は23年度から3.3ポイント低下した。新型コロナウイ
ルス禍だった21年度は29.3%に高まったが、再びコロナ前の19年度(21.3%)
の水準に戻った。社会人生活で不安に感じていることでは「仕事が自分の能
力や適性に合っているか」(48.9%)、「上司・先輩・同僚とうまくやってい
けるか」(42.8%)が上位にあがった。配属や上司は選べず運任せという意味
の「配属ガチャ」や「上司ガチャ」を懸念しているようだ。

【名古屋社会保険労務士事務所】

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