名古屋社労士事務所ニュース vol.786
■ 協会けんぽ黒字4千億円 賃上げで保険料増 22年度決算
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中小企業の従業員や家族らが加入する全国健康保険協会（協会けんぽ）は
7日、2022年度の決算が4319億円の黒字になる見込みだと発表した。加入者の
賃金上昇に伴って保険料収入が伸び、黒字額は前年度比で1300億円余り増え
た。黒字は13年連続。
収入は11兆3093億円で前年度比1.6%増加した。保険料の基準となる賃金が、
協会けんぽが発足した08年度以降で最も高くなり保険料を押し上げた。被保
険者数の伸びは0.1%増にとどまった。支出は前年度比0.4%増の10兆8774億円
と見込む。6割を保険給付費が占め、医療費の拡大で同3.7%膨らんだ。75歳以
上の後期高齢者医療などへの拠出金は3兆5867億円だった。
【名古屋社会保険労務士事務所】
